みなさん、こんにちは。
東区役所前エスト歯科です。
昨日は初夏を思わせるくらい気温が高く、気持ちの良いお天気でしたね。
1日の寒暖差も大きいですし、日ごとの寒暖差もありますので、
熱中症に気を付けつつ、冷えたりしないよう体調管理にご注意ください。
あまり冷たいものばかり飲まず、できるだけ温かい食事や飲み物を摂るようにしましょう。
さて、今回は『口臭』についてお話します。
マスク生活を送るなかで、口臭を気にされる方が多くいらっしゃいました。
みなさんは口臭が起こる原因をご存じでしょうか?
口臭には様々な原因があるため、その原因によって対策が必要です。
【口臭の種類】
■生理的口臭
起床時、緊張時、空腹時は誰もが口臭が強まります
⇒ 治療の必要なし
■飲食物・嗜好品による口臭
ニンニク等ニオイの強い食べ物、タバコ、酒等による口臭は一時的
⇒ 治療の必要なし
■病的口臭
90%以上が口の中が原因と言われています
病的口臭のうち、鼻やのどの病気、糖尿病、肺疾患等を除けば
お口の中が原因となっているケースがほとんどです。
したがって、口臭が気になっている方はまずは歯医者に相談するのがよいでしょう。
一概に口の中といっても、口臭の原因となっているお口の状況については様々なものがあります。
ご自身に該当するものはありませんか?
【お口の中の口臭の原因】
◆歯垢(プラーク)
お口の中の食べかすを栄養にする細菌と、細菌が生み出した物質によってなる汚れで、
歯の表面に強固に付着します。
歯ブラシや糸ようじ、歯間ブラシを適切に使用すれば除去できることが多いですが、
歯石となって固くなった部分は専門家でないと除去できません。
◆歯周病
歯周病の原因は歯垢(プラーク)ですが、細菌感染が進んで
歯茎に炎症が生じてしまうとタンパク質が分解され、独特の強い臭いが発生します。
進んでしまった歯周病は、専門家による治療を受けないと改善は見込めません。
◆舌苔(ぜったい)
舌の表面はザラザラとしており、その上に菌が繁殖すると口臭の原因となります。
専用のブラシによって除去すればすぐに解決することが多いですが、
歯ブラシでゴシゴシ磨いてしまったりと誤って舌を傷つけるおそれもあるため、
一度歯科医院を受診ください。
その他の口臭の原因として、古い被せ物、入れ歯等が原因になっている場合もあります。
「最近、口臭が気になるなぁ…」と思っている方や、ご家族などから口臭を指摘された方は
一度専門家である歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか?
原因を改善しない限り口臭は治りませんので、受診をお勧めします。