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その痛み、むし歯じゃないかも!?

みなさん、こんにちは。

東区役所前エスト歯科です。

 

お盆が過ぎたら北海道は涼しくなる、と言われていたのが昔の話かのように、

今年の夏はお盆が過ぎてもまだまだ暑い日が続きそうですね。

今後1週間30℃を超える日が続きそうです。

水分補給を忘れずにお願いします。

 

さて今回は『歯の痛み』についてお話します。

「歯が痛い!」と思ったらほとんどの皆さんは、真っ先にむし歯を疑われるのではないでしょうか。

しかし歯が痛む原因は、むし歯だけではありません。

考えられる原因をご紹介します。

 

 

■歯周病

歯を失う原因の第一位である歯周病。

歯周病は、初期段階では自覚症状がなく進行するのが特徴です。

歯茎に痛みが出たり腫れたりすると、歯周病の可能性があります。

放置せずに早めに歯科を受診しましょう。

 

■破折(はせつ)

転んだりぶつけたり、あるいは歯ぎしりが強い方は、

歯が折れたり割れたりすることで痛みが出る可能性があります。

外傷の場合はご自身で自覚はありますが、歯ぎしりはなかなか自覚するのは難しいです。

朝起きて顎が痛いや頭が痛いなど、お口の周りの筋肉が硬直している方は、

歯ぎしりをしている可能性があります。

時間がたつほど温存が難しくなり、放置すると抜歯をする必要が出てきますので、

心当たりがある方は早めに歯科を受診しましょう。

 

■智歯周囲炎

智歯(親知らず)の周りが炎症を起こすのが、智歯歯周炎です。

親知らずは歯ブラシが届きにくく、歯みがきが上手にできていないと、

細菌が繁殖して炎症を起こす場合があります。

特に埋まっている親知らずは、親知らずと歯茎の間に細菌が入り込み歯ブラシでは掃除しきれません。

また隣の歯も炎症を引き起こす確率も高くなります。

親知らずの抜歯を検討する必要も出てきますので、まずは歯科で相談してください。

 

■知覚過敏

歯の表面にあるエナメル質が摩耗したり、歯茎が下がるなど、歯の敏感な部分が露出することによって、

冷たいものや歯ブラシ刺激などが感じやすくなります。

知覚過敏の原因は歯周病・歯ぎしり・破折・かみ合わせなど様々です。

重度の場合は詰め物でふさいだり、状況によっては神経を取らなければいけないこともあります。

放置せずに早めに歯科を受診しましょう。

 

代表的な痛みの原因を挙げましたが、痛みの原因は様々です。

ときみは歯が原因ではない場合もあります。

 

『痛み』は体の異常を示すサインです。

痛みを放置することで、様々な病気を進行させてしまいます。

 

気になる症状がある方は、早めに受診をお願いします。

お口を健康を一緒に守っていきましょう。

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