こんにちは。東区役所前エスト歯科の院長の湯浅です。
今回は被せ物についてのお話です。
日本の歯科の保険診療では被せ物には主に銀歯が使われています。
しかし、最近では金属アレルギーや審美性、二次う蝕(一度治療したところが虫歯になること)の観点から使われる機会がへってきていて、代わりにセラミック(陶歯、E-MAX)や、ジルコニア(人工ダイヤモンド)が使われるようになりました。
セラミックの主成分はニケイ酸リチウムガラスで特徴として高い透明性をもちます。
口腔内でセラミックは
- ・高い審美性
- 歯の表面のエナメル質は透明なのですが、セラミックには高い透明性があるので歯質と色調が合わせやすく色がきれいです。
- ・歯と同様の強度
- 自分の歯のエナメル質の強度は350MPa、セラミックは360~400MPaくらいといわれています。
- エナメル質より高い強度を持つので壊れにくく長持ちします。
- ・精密でう蝕になりにくい
セラミックは表面が滑沢でプラークや着色がつきづらく虫歯になりにくいです。
セラミックは従来お口のなかで使われてきましたが、どんどん改良されてより良い物になっています。
気になる方はぜひご相談ください!