みなさん、こんにちは。
東区役所前エスト歯科です。
札幌はまだまだ厳しい寒さが続いていると思いきや、
2月には珍しい10℃を超える気温になったりと、気温差がかなり激しいですね。
みなさんいかがお過ごしですか。
インフルエンザも流行っていますので、体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。
さて、2月といえばバレンタインデーですね。
みなさんはバレンタインデーを楽しまれましたか。
最近では好きな人やお世話になった方へのプレゼントというよりは、
自分へのご褒美チョコを買われる方が多いとのことです。
バレンタインデーコーナーで特別感のあるチョコレートを目にすると、わくわくしますし、
この季節限定のチョコもありますので、ついつい買いたくなりますよね。
今回は【チョコレートがお口に与える意外な影響】について、ご紹介します。
チョコレートには「カカオポリフェノール」という成分が、含まれています。
ポリフェノールは血圧低下や動脈硬化予防を期待できる成分ですが、
実は歯周病やむし歯の予防にも効果があると言われています。
むし歯や歯周病は、お口の中の細菌によって引き起こされる病気です。
カカオポリフェノールが持つ抗酸化作用は、むし歯菌や歯周病菌の増殖を抑える効果が期待できます。
カカオポリフェノールは体内に留めておくことができないので、毎日継続して食べることが重要になります。
チョコレートを1日あたり3~5枚(15~25g程度)を継続して食べることがおすすめです。
ただし、ミルクチョコレートは糖分が多く含まれるため、むし歯の原因になりやすく、
ホワイトチョコレートはカカオポリフェノールが含まれていないため
抗酸化作用が得られませんので注意が必要です。
カカオポリフェノールの抗酸化作用の恩恵を受けるには、
カカオ分の多いビターチョコレートがおすすめです。
高カカオチョコレートはその他にも美肌効果が期待されたり、
動脈硬化を防ぎ善玉コレステロールを増やすことが期待されています。
また低糖質であることから、糖質制限をされている方にもおすすめです。
様々な効果が期待できるチョコレートですが、やはり食べすぎはよくありません。
美味しいのでついつい食べたくなるのはわかりますが、適切な量を摂取することが大切です。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールによって、
美味しくむし歯&歯周病を予防し健康な毎日を送りましょう。
チョコレートを食べた後は、もちろん歯磨きも忘れずに!