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冬の乾燥はお口の健康の大敵です

こんにちは、東区役所前エスト歯科です。
新しい1年が始まりましたね。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
インフルエンザやコロナウイルスが流行っていますので、
お身体には十分気をつけてお過ごしください。
 
さて、1月に入り、北海道もいよいよ冬本番を迎えましたね。
季節柄、屋内で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
この時期、お口の中の天敵となるのが「乾燥」です。
今回は乾燥が及ぼす悪影響についてご紹介いたします。
 
【冬の乾燥がお口に及ぼす悪影響】
乾燥した冬は、肌だけでなくお口の中も乾燥しやすくなります。
この乾燥が、様々なトラブルを引き起こす原因となります。

・唾液分泌量の減少
 乾燥した環境では、唾液の分泌が抑制されます。
 唾液は口内を潤し、食べ物を飲み込みやすくするだけでなく、
 自浄作用や殺菌作用・緩衝作用など、お口の中の健康維持に欠かせない
 多くの役割がありますので、唾液の分泌量が減るとこれらの機能が低下し、
 様々なお口の中のトラブルを引き起こす可能性が高まります。

・口腔内の細菌の繁殖
 唾液の分泌が減少するとお口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすい環境になります。
 細菌の増殖は、口臭・歯周病・むし歯などの原因となります。

・口腔粘膜の乾燥
 口腔粘膜が乾燥すると、ヒリヒリとした痛みや、口角炎や舌炎などの炎症を起こすことがあります。
 また、乾燥した粘膜は、細菌やウイルスへの抵抗力が弱まり、感染症にかかりやすくなります。

・味覚の変化
 唾液は味を感じる上で重要な役割を果たしています。
 唾液の分泌量が減ると味覚が鈍くなり、お食事の楽しみが減ってしまうことがあります。
 
乾燥する季節ですが、出来るだけ対策してお口の健康を守りたいところです。
では、どんな対策方法があるのでしょうか?いくつかご紹介したいと思います。

【冬の乾燥からお口を守るための対策】
1.水分補給
 水分補給は乾燥を防ぐ最も基本的な対策です。
 こまめに飲むようにしましょう。

2.加湿器の使用
 部屋に加湿器を設置し湿度を上げることで、お口の中の乾燥を防ぐことができます。


3.口呼吸をやめる
 口呼吸はお口の乾燥を加速させます。鼻呼吸を心がけましょう。


4.唾液分泌を促す
 ガムを噛んだり、飴を舐めたりすることで、唾液の分泌を促すことができます。
 キシリトールガムは、むし歯予防にも効果的ですので特におすすめです。

5.口腔ケア
 唇の乾燥もお口の中の乾燥に繋がります。リップクリームをこまめに塗って、唇の乾燥を防ぎましょう。


6.暖房器具との上手な付き合い
 暖房器具は室内の湿度を奪いやすいので、加湿器と併用したり、こまめに換気を行うなど工夫しましょう。


7.歯科医院での定期的な検診
 歯科医院で定期的に検診を受けることで、口腔内の状態を把握し、早期に問題を発見することができます!

このように、冬の乾燥はお口の健康に様々な悪影響を及ぼします。
お口の乾燥が気になる際は、一度歯科受診をご検討ください。ご来院をお待ちしております。

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