こんにちは
歯科医師のかなやです
最近は秋というよりもはや冬の空気を感じられる今日このごろですが、皆様体調は大丈夫でしょうか?
さて、皆さんの歯の中で、
詰め物をしている歯は何本ありますでしょうか?
あるいは被せ物をしている歯は何本ありますでしょうか?
更に、その中で神経の治療している歯は何本ありますでしょうか?
神経の治療をしている歯とは、神経が通っていない、所謂”神経が死んでしまっている歯”です。
基本的に神経を取るとその歯自体に冷たいものや熱いものなどの刺激は感じません。
言い換えると、神経が死んでる歯がむし歯になっても痛みが出ないため、むし歯が進行しても気がつきにくいのです
怖いですね。
ですが、実は神経が死んでる歯が痛くなることがあります
原因として根の先端が膿んできてしまうことで痛みが出てくる、噛んだら痛い!や、浮いた感じがして歯茎が腫れてくる!といった症状がみられることがあります。
いくら根の治療をしても細菌数をゼロにする滅菌状態にはできないからです。
また、歯が割れてしまっていた、といった場合も神経はなくとも痛みが出ることがあります。
根の治療して被せ物しておしまい!とは思わず、日々セルフケアと歯科医院でのメンテナンスをし続けていくことをお勧めします